4階病棟の紹介
4階病棟は内科(内分泌、神経内科)病棟です。43床あります。
急性期から慢性期まで看護は幅広く、継続的な看護や地域看護への連携を意識した学びを日々得られます。患者家族との関係も深くなる事でやりがいもより感じられる病棟です。
入院から退院までの受持ち看護制ですが、日々の業務に一部機能別も取り入れているため病棟スタッフ全体で看護ケア等の相談が出来ます。チーム連携が自慢の病棟です。
パーキンソン病の薬剤調整には「症状ダイヤリー」で日々のon offやジスキネジア出現時間を患者さんと共に把握する事で薬剤量や内服時間の調整へ生かしています。
軽度認知障害(MCI)、アルツハイマー型認知症(AD)、血管性認知症(VaD)、レヴィ小体認知症(DLB)、前頭側頭型認知症(FTLD)と認知症分類に合わせた治療と看護が行われています。
様々な理由により経口摂取困難になった方への嚥下リハビリと評価をおこなっています。
改善が見られない場合は約1ヶ月の胃管挿入で栄養と薬剤管理を試みたうえで、再度検討。
胃瘻造設を希望される場合には、ご家族、本人への指導を行ない、在宅退院に向けて支援しています。
嚥下状態や食事摂取状況をチェックし、本人ご家族と相談を重ね胃瘻造設を行なっています。半年毎に2泊3日の入院で交換を行ないます。
急性期では低血糖や、糖尿病性ケトアシドーシスによる高血糖。慢性期では血糖コントロール入院、糖尿病教育クリニカルパスでは、多職種連携での指導や合併症検査を行なっています。 持続自己血糖測定機(リブレpro)による2週間の血糖モニタリングを行ない、血糖降下薬やインスリンの調整が行われています。 スタッフにはCDEJ(日本糖尿病療養士)、CCDE-Chiba(千葉県糖尿病療養指導士)の取得者がいます。
大腸内視鏡検査の前処置に不安がある場合や高齢の患者さんは前日入院することで安全に検査を受けられるようにしています。
入院後早期から医療ソーシャルワーカー介入のもとカンファレンスや面談を重ねながら、患者家族が望む退院先への退院調整を行なっています。
病棟スタッフより一言
回復期病棟の2交代で働いていましたが、体調の関係で日勤常勤での転職先を探し、中途採用者の教育面もしっかりサポートして頂けるとのことで転職を決意しました。
久しぶりの急性期・慢性期病棟なので、不安がたくさんありました。特に技術面で不安がありましたが、わかりやすい手順書もあり、前もって確認することができます。指導の方と何度か一緒に行い、自立していくことができ、とても安心して働く事が出来ています。また、わからないことをのそ都度聞いても、嫌な顔をせずに教えていただけるので、優しく雰囲気の良い病棟だと思います。
忙しい時もありますが、個々で頑張って終わらせるのではなく、スタッフみんなで声をかけて協力し合いながら働くことができて、とてもいい環境です。転職して良かったと心から思います。